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【PR TIMESノウハウ】登録には審査がある?審査条件や審査フロー、審査にかかる日数

PR TIMESでは、配信されるプレスリリースが一つひとつ信頼できる情報であるよう、初回利用の前に企業登録を必須としています。

本記事では、PR TIMESへ企業登録する際の手順や、登録に伴う審査の内容、完了までにかかる日数などについてまとめてご紹介します。

プレスリリース配信・掲載には登録申請が必要

PR TIMESでプレスリリースを配信するためには、企業登録の申請が必要です。企業登録は、こちらのページから申請できます。

企業登録を申請する際は、下記のようにフォームへ必要事項を入力します。入力事項は、大きく①企業情報、②担当者情報、③請求情報、の3つです。

PR TIMESの企業登録申請ページ

ここで登録された内容は、PR TIMESのサポート&サクセスデスクの元に届き、登録順に確認を進めます。この際、企業名やメールアドレスなどに誤りがないかすべて目視でチェックしています。

この際、すでに別の企業アカウントで使用しているメールアドレスは登録不可なので注意しましょう

企業・団体としてプレスリリースの「配信」を希望する場合は、必ず新たに企業登録を行ってください。メディアユーザー・個人ユーザーとしてすでに登録している(アカウントを持っている)場合は、プレスリリースの「受信」のみ可能です。

 PR TIMESへ登録する際の審査条件

企業登録の申請を確認でき次第、PR TIMESのCR(カスタマーリレーションズ)チームが企業審査を行います。その際に、過去に同一の企業としてアカウントを登録していないか重複確認も行っています。

この企業審査において、PR TIMESでは独自の基準を設けています。ここでは、主要な3つの条件をご紹介します。申請前に条件を満たしているかどうか、必ずご確認ください。

条件1.反社会的勢力ではないこと

まず1つ目の条件は、反社会的勢力と関係があるかどうかという点です。

反社会的勢力とのつながりがある企業は、いかなる理由があってもPR TIMESに企業登録できかねます

条件2.事業内容が確認できること

2つ目の条件は、事業内容が確認できるかどうかという点です。

通常は、企業登録の申請フォームに入力いただいた「サイトURL」で、会社の住所や代表者名、事業内容を確認をしています。コーポレートサイトが作成中であるなどの理由で確認できない場合は、登記簿謄本の送付を依頼させていただく場合があります

また、個人事業主の方については、開業届や事業内容がわかるパンフレットなどのご提出をお願いしています。配信を予定しているプレスリリースの内容についても、事前に確認させていただくことがあります

何らかの事情でこれらの確認が難しいという場合は、情報プラットフォームとしてのPR TIMESの責任を鑑み、一度審査を保留とさせていただいています。必要事項をご提出いただき確認ができ次第、直ちに審査を再開いたします。

プレスリリースを配信したい日がすでに決まっている場合は、万が一審査に時間がかかっても問題ないよう、早めに手続きを進めていただくことをおすすめします。

条件3.事業内容がPR TIMESの「コンテンツ基準」を満たしていること

3つ目の条件は、事業内容がPR TIMESの「コンテンツ基準」を満たしているかどうかという点です。

PR TIMESは、すべての方が安心して情報を得られるプラットフォームであるよう、独自のコンテンツ基準を設けています。審査の際は、事業内容としてPR TIMESのコンテンツ基準に抵触する恐れがないか確認させていただいています。

以下はコンテンツ基準の一部です。事業内容が下記に当てはまる場合には企業登録ができかねますので、ご注意ください。

  • 医療広告ガイドラインに反する内容である場合
  • 薬機法(旧・薬事法)や景品表示法などの法令に反する場合
  • 全日本遊技事業協同組合連合会の注意事項にあたる内容の記載がある場合
  • 公序良俗に反する、または乱す恐れがあるようなイベントを主催・運営している場合

すべての基準はコンテンツ基準のページでご確認いただけます。

PR TIMESが情報プラットフォームとして、立場を問わずどのような方にとっても安心して閲覧できるサイトであり続けるため、ご理解とご協力をお願いいたします。事業内容がコンテンツ基準を満たすかどうか曖昧な場合など、お気軽にサポート&サクセスデスクへご相談ください!

PR TIMESの登録の審査フロー・日数

PR TIMESへ企業登録申請フォームを送信いただいた後、最長でも1営業日以内には審査結果をお伝えできるよう対応しています。

また、確約はできませんが、特別な事情がある場合は優先的に審査を行えることもあります。お急ぎの際は一度サポート&サクセスデスクまでご連絡ください。

審査のフローは下記のような流れです。

  1. お客さまから企業登録申請フォームを送信
  2. PR TIMESから「登録お申し込み受け付け」のお知らせメールを送信
  3. PR TIMESにて審査(PR TIMESから申請内容について確認のご連絡)
  4. PR TIMESから「本登録のご案内」メールを送信
  5. お客さまにて、「本登録のご案内」メールに記載のURLをクリックして企業登録完了

という流れです。

審査までの流れ

PR TIMESの審査に落ちたらどうしたらいい?

PR TIMESのCRチームにて審査を行い、企業登録をしていただくことができかねると判断した場合には、その旨を担当者より連絡させていただきます。審査が未通過の場合、基本的にはPR TIMESが提供するプレスリリース配信サービスをご利用いただくことが難しいとお考えください。

ただし、場合によっては一部の事業に限ってプレスリリースを配信できるケースもあります。上述の「コンテンツ基準」と照らし合わせたうえで、サポート&サクセスデスクに一度お問い合わせください。

それでもやはりプレスリリース配信をお受けすることが難しい場合、

  • 自社のオウンドメディアやSNSを通じて発信する
  • 自社の事業に関連するニュースを扱うメディアに直接送付や持ち込み(メディアキャラバン)を行う

など、別の広報手段も検討してみてください。

「審査の基準は、世情や社会背景を加味しながら、随時アップデートを行っています。」by CR担当者

【関連記事】

企業登録・審査に関してよくある質問

PR TIMESの企業登録や審査について、よくある質問をご紹介します。

代理店として登録したい場合は?

PR TIMESでは、広告代理店やPRエージェンシーの担当者が、クライアント企業として登録申請を行いアカウントを作成することも可能です。

この場合は、企業登録申請フォーム「企業情報」の入力欄には自社(代理店)の情報ではなく、プレスリリースの配信元となる企業(クライアント)の情報を入力してください。

また、「担当者情報」の欄は、クライアントの担当者ではなく、代理店担当者ご自身の情報を入力してください。プレスリリースの登録状況を確認したい場合や配信後に何かあった場合に連絡する先となるため、実際にアカウントを操作する方・すぐに連絡がつく方の情報が必要です。

なお、メールアドレスと企業アカウントは紐づけられるため、同一メールアドレスを複数のアカウントで使用することはできません。もし、過去に別のクライアント企業や自社の担当者として企業登録を行った場合は、別のメールアドレス(ほかの担当者のメールアドレスやフリーメールのアドレス)を用意していただく必要があります。

詳細はこちらの記事で解説しています。

正式名称以外で企業名を登録したい場合は?

審査の要件上、企業登録は正式な法人名・団体名で行っていただく必要があります。一方、正式な法人名以外でプレスリリースを配信したほうが効果的であったり、目的にかなっていたりというケースもあるでしょう。

  • 企業名よりもサービス名・商品名のほうが広く知られている
  • 同一企業で事業部・ブランドごとに複数アカウントを作成したい

上記のような場合は、PR TIMESに正式名称で登録後、「略称」を設定することで配信企業(団体)の名称を任意のものに変更できます。

実際の表示や設定方法など、詳細はこちらの記事で解説しています。

同じ企業内で新たにアカウントを登録する場合は?

前項でも触れたように、「同一企業で事業部・ブランドごとに複数アカウントを作成したい」というケースも考えられます。

PR TIMESとしては、読み手の混乱を防ぐため原則として「1企業1アカウント」を推奨しています。ただ、予算や部署間の兼ね合いなど都合がつかない場合、同一企業が複数のPR TIMESアカウントを持つことは可能です。

同一企業として2個目以上のアカウントを登録する際も、通常と同じフローで企業登録申請を行っていただきます。CRチームからアカウントの重複について確認のご連絡をさせていただきますので、事情をご説明いただければ問題なく審査を終えアカウントが作成できます。

複数アカウントを持つ場合の注意点については、下記記事で紹介しています。

登録した代表担当者と実務担当者が違う場合は?

「PR TIMESの企業登録申請を行った際は部長名義で情報を入力したけれど、実際にメインでアカウントを操作するのは別の担当者」というのもよくある状況です。

PR TIMESでは、ひとつのアカウントにログインできるユーザーを複数名登録できます。メインユーザー(企業登録申請時に担当者として情報を入力したユーザー)がアカウントにログインし、「管理画面」>「設定」>「ユーザー情報」より招待してください。

なお、プレスリリースの内容に不備があった場合など、PR TIMESから重要なご連絡を行う際はメインユーザー宛となります。プレスリリース取り下げなど想定外の事態を防ぐためにも、連絡がつきやすい方をメインユーザーにしていただくようお願いします。

また、ひとつのアカウント内でユーザーごとに操作範囲の権限を設定できます。ユーザー権限については下記の記事で詳細を解説しています。

登録条件は事前に確認しよう

本記事では、PR TIMESへ登録する際の審査条件やフロー、よくあるご質問についてまとめてご紹介しました。

PR TIMESでプレスリリースを配信するためには、必ず企業登録申請を行う必要があります。また、企業登録は申請すれば必ず通るものではなく、プレスリリースのプラットフォームを通じて世の中に発信し得る情報であるかどうかという観点で、一定の審査基準を設けています。

企業登録を検討いただいている方は、ぜひ一度審査基準をご確認いただき、ご理解とご協力のうえで申請に進んでいただければ幸いです。

<編集:PR TIMES MAGAZINE編集部>

PR TIMESの登録審査に関するQ&A

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