SBIホールディングス株式会社と株式会社TWIN PLANETの資本業務提携に向けた基本合意のお知らせ
株式会社TWIN PLANET(本社:東京都渋谷区、代表取締役:矢嶋 健二、以下「ツインプラネット」)とSBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:北尾 吉孝、以下「SBIホールディングス」)は、このたびネオメディア事業におけるタレント・IPマーケティングの領域において協業すべく、資本業務提携に向けた基本合意書を締結しましたのでお知らせいたします。
1. 資本業務提携の目的
SBIグループは国内最高峰の質・量を誇る金融データと、5,442万を超える顧客基盤を有し、デジタルスペース生態系を駆使して情報をデジタル化・拡散する独自の強みを持ちます。また、銀行・証券・保険・資産運用から暗号資産までを横断したサービスラインナップを戦略的に融合し得る点も特徴です。SBIホールディングスは、傘下にグループのメディア・マーケティング関連事業を統括する会社としてSBIネオメディアホールディングス株式会社(以下「SBIネオメディアホールディングス」)を設立しており、「プラットフォーム×IP・タレント×先端技術×制作機能」を掛け合わせることで、「発掘」「拡散」「投融資」を連動させるネオメディア生態系の構築を目指しています。
ツインプラネットは、「世の中に、次の空気を。」をミッションとし、IPを軸に、エンターテインメント分野において幅広い事業を展開する“IPプロダクション”です。キャラクターはもちろん、「ヒト・コト・モノ」あらゆるコンテンツをIPとして捉え、累計25万人以上が来場した「たべっ子どうぶつLAND」の企画・運営・プロダクト化や、国内外で人気を誇る「I’m donut?」初の海外一号店をニューヨーク・タイムズスクエアにオープンさせるなど、プロモーション、メディア・イベント展開等、さまざまな形でサービスを実施しています。プロダクションとしては、国内外に多くのファンを抱える「新しい学校のリーダーズ」(共同マネジメント)、HKT48およびIZ*ONEでの活動を通じて、アジア全域で高い知名度と人気を誇る「矢吹奈子」、長年にわたりテレビのバラエティ番組で活躍しており、幅広い層に認知されている「鈴木奈々」「杉浦太陽」、Z世代のファッションアイコンとして、特に若年層から絶大な支持を得る「よしあき・ミチ」など、タレントからモデル・俳優・アーティスト、さらにSNSで活躍するインフルエンサー・クリエイターまで、オールジャンルで活躍する⼈材を擁しています。
SBIグループとツインプラネットの強みを掛け合わせることで、タレント・IPマーケティングなどの領域でシナジーが発揮出来、双方の更なる企業価値の向上に繋がることから、資本業務提携に向けた基本合意書を締結することになりました。
2. 業務提携の内容
(1) SBIグループの顧客基盤を活用した共同マーケティング:
ツインプラネットがSBIグループ各社のマーケティングを支援し、更なる認知・顧客基盤の拡大を図ると共に、SBIネオメディアホールディングスが手掛けるIPや関連プロダクト、イベントのプロモーション活動などにおけるコラボレーションを通じて、IPの「拡散」と収益機会を最大化。
例:金融リテラシー向上を目的としたエンターテインメントコンテンツ(ドラマ、アニメ、漫画など)を共同で制作・提供。投資や資産形成といったテーマを、IPの力で分かりやすく魅力的に伝え、顧客エンゲージメントの向上と新たな顧客層の獲得を促進
(2) 次世代IP・タレントの共同発掘および育成事業:
SBIネオメディアホールディングスとツインプラネットが共同でオーディションやコンテスト等のイベントを企画・実施し、世界に通用するポテンシャルを持つ新たなIPやタレントを「発掘」。SBIグループの投融資機能とツインプラネットのプロデュース機能を活用し、体系的な育成プログラムを構築。また、ツインプラネットの要請に応じて、適宜所属タレントへの金融リテラシー教育を実施
(3) 先端技術を活用した新規デジタルコンテンツの共同開発:
SBIグループのデジタルスペース生態系と、ツインプラネットのIP企画・クリエイティブ力・クリエイターネットワークを融合。NFTやトークン発行による資金調達(アルバム、コンサートなどを対象にした、ファンがIPの成長を直接支援できるSTO/IEOの組成)の支援など、クリエイターの活動を多角的にサポートする経済圏を創出
(4) 金融とエンターテインメントを融合した地方創生事業の新たなモデルを構築(地方創生IPの共同開発):
SBIグループが推進する「第4のメガバンク構想」において、ツインプラネットが持つ「ヒト・コト・モノ」をIP化するノウハウを活用。例えば日本各地の隠れた魅力(伝統工芸、特産品、観光資源など)をIPとしてプロデュースし、地域金融機関のネットワークを通じて地元企業と共に商品開発やプロモーションを展開
(5) 1,000億円規模のコンテンツファンドの投資先価値向上支援:
SBIグループが設立を計画している1,000億円規模のコンテンツファンドに対し、ツインプラネットが企画力やクリエイティブ力を提供し、投資先企業やコンテンツの価値を最大化させるためのハンズオン支援を実行
(6) SBIのグローバルネットワークを活用したタレントやIPの海外展開支援:
SBIグループが有するアジアや中東などの海外拠点、および提携する現地企業とのネットワークを最大限に活用し、ツインプラネット所属タレントやIPの海外展開を支援。具体的には、現地のマーケット情報の提供、海外企業とのマッチング、現地でのイベント開催などを協力して行い、日本のコンテンツを世界市場へ効果的に展開するための包括的なサポート体制を構築
3. 両社の概要

名 称 :SBIホールディングス株式会社
所在地 :東京都港区六本木1-6-1
代表者 :代表取締役会長兼社長 北尾 吉孝
事業内容:株式等の保有を通じた企業グループの統括・運営等
設 立 :1999年7月8日

名 称 :株式会社TWIN PLANET
所在地 :東京都渋谷区神宮前5-52-2 青山オーバルビル12階
代表者 :代表取締役 矢嶋 健二
事業内容:Intellectual Property(知的財産権)を軸に、エンターテインメント分野において幅広い事業を展開するIPプロダクション
設 立 :2006年11月1日
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