高齢者見守りIoT「みまもりイル!」を地域の介護DXに活用する可能性を検討
高齢者見守りのためのGPS内蔵インソール「みまもり イル!」を展開する株式会社イル(本社所在地:愛知県一宮市、代表取締役:山本裕晃、以下「当社」)は、大府市・東浦町が推進する「ウェルネスバレー」関連の取り組みの一環として、同施設内で定期開催される推進協議会オフィスアワーに2025年8月29日(金)に参加しました。
当日は、高齢者見守り用GPSインソール「みまもりイル!」の事業進捗(7月より販売開始)やUI/UX改善、IMUセンサー(※)を活用した転倒予兆検知機能の開発状況を共有し、地域における介護DX分野での活用可能性について自治体担当者と意見交換を行い、今後の実証や連携の方向性を検討しました。
※IMUセンサー:慣性計測ユニット。加速度センサーとジャイロ(+地磁気)で動き・姿勢を推定する小型モジュール。

■ウェルネスバレー推進協議会オフィスアワーとは
オフィスアワーは、STATION Ai入居企業や関係機関が主催する1対1の個別相談会です。資金調達や法務、自治体連携、大企業連携など多様なテーマで定期的に開催され、スタートアップが専門家や自治体・企業と直接対話し、課題解決や共創につなげられる仕組みです。今回の「ウェルネスバレー推進協議会オフィスアワー」は、地域の健康・医療・介護の拠点である大府市・東浦町と連携し、産学官一体での実装検討を進める機会として実施されています。

■当日の相談テーマ
当社は、7月より販売を開始した「みまもりイル!」の進捗を共有しました。特にUI/UX改善やIMUセンサーによる転倒予兆検知の開発状況を説明したうえで、ウェルネスバレーの枠組みの中で、介護現場のDX化や地域見守り体制にどのように実装していけるかを中心に、大府市・東浦町の担当者と意見交換を行いました。
■今後の取り組み
次のステップとして、2025年9月に愛知県知多郡東浦町の「あいち健康プラザ」で開催予定の出張オフィスアワーに参加します。そこで具体的な実証環境やデータ連携の方法について検討を深めていきます。当社は、自治体・介護事業者・地域住民との連携を通じて、転倒予兆検知や徘徊対策を含む新たな見守りモデルを構築し、安心して暮らせる地域社会の実現に貢献していきます。
<代表のコメント>
「自治体の皆さまと直接対話し、現場の課題や期待を伺えたことは大変有意義でした。私たちは“足元から安心をHACKする”をビジョンに掲げています。今回のオフィスアワーをきっかけに、転倒予兆検知や介護DXの実証をウェルネスバレーから広げ、地域と共に安心できる社会づくりを進めていきたいと考えています。」(株式会社イル 代表取締役 山本裕晃)
■会社概要
株式会社イルは、高齢者見守りのためのGPSインソール「みまもり イル!」の開発・運用を行う高齢者みまもり事業をメインに、教育事業として「桃花ラボ」を開始し、地元の子どもたちへのSTEAM教育を提供しています。
2024年10月に名古屋鶴舞にオープンした日本最大級のオープンイノベーション拠点「STATION Ai」に入居しています。
<概要>
商号 : 株式会社イル
所在地 : 〒491-0043 愛知県一宮市真清田1丁目3-3 桃花館 2A
代表者 : 代表取締役 山本 裕晃
設立 : 2023年2月
事業内容: 「みまもり イル!」高齢者みまもりGPSインソールの企画・開発・運用
STEAM教育向け製品の販売・サービス運用
URL : https://www.in-iru.com/
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