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治療アプリの日(8月21日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日治療アプリの日(8月21日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

8月21日は「治療アプリの日」。今回は「治療アプリの日」の意味や由来を解説します。

また、「治療アプリの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報PR事例もご紹介。広報PRやマーケティングネタを探している方、特に医療機関や治療アプリを開発する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「治療アプリの日」の意味・由来とは?

8月21日は「治療アプリの日」です。医学的エビデンスに基づいた医療機器プログラム「治療アプリ」を開発する株式会社CureAppによって制定されました。日付の由来は、同社の「ニコチン依存症向け治療アプリ」が2020年8月21日に、厚生労働省より日本で初めて治療アプリとして製造販売承認(薬事承認)を取得したことによります。

「治療アプリ」は、従来の医薬品やハードウェア医療機器では十分な治療効果が得られなかった病気に対して、新たな選択肢となる「第3の治療法」です。より多くの人にその存在を知ってもらい、活用が進むことを目的としています。

治療アプリの導入事例やローンチ情報を発信する広報PRにも活用しやすい記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「治療アプリの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「治療アプリの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「治療アプリの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「治療アプリの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「治療アプリの日」を元に発信をする流れ

「治療アプリの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「治療アプリの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「治療アプリの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「治療アプリの日」を広報PRに活かした事例

「治療アプリの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「治療アプリの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「治療アプリの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.「治療アプリの日」に 治療アプリに関する調査データを発表

株式会社CureAppは、8月21日の「治療アプリの日」に合わせて、これまで実施した医師や高血圧患者を対象とした高血圧治療および治療アプリに関する調査データを解析し、プレスリリースで発表。

プレスリリースのタイトルやアイキャッチ画像に記念日を明示することで、関連する内容であることがひと目で伝わるよう工夫されています。記念日にちなんだ調査レポートの公表は、治療アプリの認知拡大に貢献する好事例といえるでしょう。

参考:8月21日は「治療アプリの日」 高血圧治療および治療アプリに関する調査データを発表

事例2.治療アプリに関する研究結果を学会で発表

株式会社DUMSCOは、京都大学との共同研究により開発した臨床研究用アプリ「ハカルテリサーチ」と、がん患者サポートアプリ「ハカルテ」を活用した2つの研究成果を報告。これらは、「ASGO 2025(Asian Society of Gynecologic Oncology 2025/第67回日本婦人科腫瘍学会学術講演会 合同開催)」で発表されました。

プレスリリースでは発表の様子を、画像資料で紹介しており、視覚的な訴求で読み手の関心を引いています。「治療アプリの日」に関連した発信ではありませんが、開発の背景や研究成果を丁寧に伝える、治療アプリの有用性を示す好事例です。

参考:DUMSCOと京都大学の共同研究により開発臨床研究アプリ「ハカルテリサーチ」とがん患者サポートアプリ「ハカルテ」が京都大学の研究で活用され成果が学会発表されました

事例3.子どもの近視管理アプリ「ミオログ」の開発を支援

株式会社ハイブリッドテクノロジーズは、子会社であるドコドア株式会社が、株式会社メニコンの提供する子ども目の健康を支える近視管理アプリ「ミオログ」の開発を支援したことをプレスリリースで発表しました。

プレスリリースには課題、解決策、今後の展望を簡潔にまとめており、支援内容がわかりやすく伝わる構成になっています。「治療アプリの日」との直接的な関係はありませんが、治療アプリの開発事例として、自社の技術力やブランド価値を訴求する際の参考になります。

参考:【子会社リリース情報】メニコン社が運営する目の健康を支える近視管理アプリ「ミオログ」の開発事例のご紹介

「治療アプリの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

8月21日の「治療アプリの日」は、治療アプリのリリースやアップデートに関する情報に注目が集まりやすい日です。特に、医療機関やアプリ開発業界の方にとっては、「治療アプリの日」を切り口として広報PRをするよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社製品・サービスと「治療アプリの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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