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下水道の日(9月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日下水道の日(9月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

9月10日は「下水道の日」。今回は「下水道の日」の意味や由来を解説します。

また、「下水道の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報PR事例もご紹介。広報PRやマーケティングネタを探している方、特に上下水道の事業に携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「下水道の日」の意味・由来とは?

9月10日は「下水道の日」です。1961年(昭和36年)、建設省(現:国土交通省)が「全国下水道促進デー」を制定し、より親しみのある名称にするため現在の「下水道の日」に変更されました。

「立春」から210日目は台風に注意すべき日として知られています。この時期は特に「雨水の排除」が重要な役割を担うことから、210日を過ぎた220日目の9月10日を記念日としたのが由来です。

下水道の整備を促進し、理解と関心を高めることが記念日の目的。国交省は毎年「下水道の日」を中心に、ポスター配布やSNSコンテンツの配信といった取り組みを実施しています。

「下水道の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「下水道の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「下水道の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「下水道の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「下水道の日」を元に発信をする流れ

「下水道の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「下水道の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「下水道の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「下水道の日」を広報PRに活かした事例

「下水道の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「下水道の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「下水道の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.「下水道の日」にちなんだパネル展の開催情報を配信

豊中市の上下水道局は、2024年9月10日の「下水道の日」にちなんでプレスリリースを配信。「もっと知りたい!下水道パネル展」と題し、市役所第二庁舎で展示会を実施することを発表しました。

プレスリリースでは「下水道の日」の概要を紹介したうえで、パネル展の概要をまとめています。実際に展示する排水設備模型やデザインマンホール蓋の写真も掲載し、地域住民を中心に利用イメージを想起させたのがGOODな好事例です。

参考:もっと知りたい!下水道 「下水道の日 パネル展」を開催

事例2.展示イベントや広報紙を「下水道の日」に合わせて展開

東京都・町田市役所は、2024年8月19日から23日にかけて実施するイベントについてプレスリリースを配信しました。9月10日の「下水道の日」に合わせて、展示イベントや下水道広報紙「まちだ下水道通信」を発行する取り組みです。

毎年恒例の広報PR活動として実施しており、プレスリリースでは過去の展示の様子を写真で紹介したのがGOOD。エリアに特化した施策ですが、幅広い層に情報を届けることで効果的な認知拡大が期待できます。

参考:【東京都町田市】「下水道の日」のPR活動について

事例3.上下水道について紹介するセミナー情報を発表

公益財団法人・原総合知的通信システム基金との業務委託でICT情報を発信する株式会社新社会システム総合研究所は、「国交省の上下水道行政の最近の動向」と題したセミナーを開催。上下水道の老朽化対策や資源利用などについて紹介するプログラムをプレスリリースで公開しました。

「下水道の日」に関する事例ではありませんが、セミナーの受講方法についてイラストを交えながら説明したプレスリリース構成が特徴的です。プログラム概要や、開催日がわかるタイトルも参考になるでしょう。

参考:「国交省の上下水道行政の最近の動向」と題して、国土交通省 大臣官房参事官(上下水道技術)付 課長補佐 川島 弘靖氏によるセミナーを2025年8月28日(木)に開催!!

「下水道の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

9月10日の「下水道の日」は、インフラの中でも上下水道関連の情報に注目が集まりやすい日です。特に、自治体での取り組みや下水道に特化した情報発信を手掛ける企業の方にとっては、「下水道の日」を切り口として広報PRをするよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社製品・サービスと「下水道の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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