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たんぱく質の日(9月11日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日たんぱく質の日(9月11日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

9月11日は「たんぱく質の日」。今回は「たんぱく質の日」の意味や由来を解説します。

また、「たんぱく質の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報PR事例もご紹介。広報PRやマーケティングネタを探している方、特に飲食業界の方やたんぱく質にこだわった商品企画・販売を手掛ける企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「たんぱく質の日」の意味・由来とは?

9月11日は「たんぱく質の日」です。乳製品や菓子類、スポーツ飲料などの飲食・栄養事業を中心に手掛ける株式会社明治によって制定されました。

たんぱく質は計20種類のアミノ酸から構成され、中でも体内で合成できない必須アミノ酸は9種類あります。この9種類の必須アミノ酸と、11種類の非必須アミノ酸の数字を組み合わせて9月11日としたのが日付の由来です。

記念日制定の目的は、より多くの人にたんぱく質の重要性を知ってもらうこと。同社は全国の学校や日本栄養士会などと連携し、たんぱく質摂取不足問題の解決に向けた活動を展開しています。

たんぱく質は世代を問わず重要な栄養素であるため、その大切さを発信したり、たんぱく質を多く含む自社商品を紹介したりといった広報PR施策に活かしやすい記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「たんぱく質の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「たんぱく質の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「たんぱく質の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「たんぱく質の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「たんぱく質の日」を元に発信をする流れ

「たんぱく質の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「たんぱく質の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「たんぱく質の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「たんぱく質の日」を広報PRに活かした事例

「たんぱく質の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「たんぱく質の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「たんぱく質の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.たんぱく質を多く含む冷凍食品をプレスリリースで発表

味の素冷凍食品株式会社は、新商品の発売情報をプレスリリースで公開しました。今回販売するのは、たんぱく質・カルシウム・鉄分を多く含んだ「たんぱく豚肉餃子」「たんぱく豚肉焼売」の2商品です。

「たんぱく質の日」に関する事例ではありませんが、「高たんぱく×冷凍食品の新提案」「幅広い世代の健康をサポート」など、対象者を限定しない汎用性と新商品ならではの魅力を訴求するキーワードがGOOD。たんぱく質の重要性がわかるイラストも掲載し、企業としての社会的役割を読み手に伝えています。

参考:高たんぱく×冷凍食品の新提案!「たんぱく豚肉餃子」「たんぱく豚肉焼売」新発売

事例2.展示会への出展が決まった大豆プロテインを紹介

ライフスタイルカンパニーのハリウッド株式会社は、株式会社ラキャルプ主催の第8回サスティナブル・ビューティー展示会に出展することを発表。開催概要に加え、出展商品である大豆プロテインについてプレスリリースで紹介しました。

出展の発表に伴い、「5つの特徴」と具体的なメリットを上げて読み手に魅力を伝えたのがGOODです。記念日にちなんだ広報PRではありませんが、展示会の数日前にプレスリリースを配信することで、メディア関係者・生活者の両方にアプローチし認知拡大・利用促進効果に寄与した好事例といえるでしょう。

参考:100%植物性大豆プロテイン『ソイプロビューティ』、原宿開催のサスティナブル&オーガニックイベント 第8回日本最大級サスティナブルビューティー展示会「ラキャルプフェス2025」に出展

事例3.たんぱく質の重要性を伝える親子向け夏休みイベントを提案

フィットネスブランド「VALX(バルクス)」を運営するVALX株式会社は、2025年8月2日に開催するイベント「タンパク質教室」のプレスリリースを配信しました。たんぱく質の重要性を理解してもらうことを目的に、親子向け学習プログラムとして展開した特別企画です。

「からだほぐし親子体操」や学習ワークなど、3つのイベント内容を簡単に説明したプレスリリースの構成がGOOD。「たんぱく質の日」にちなんだ事例ではありませんが、ファミリー向けイベントの認知を広める配信機会や、読み手が必要とする情報をうまくまとめた好事例として参考になるのではないでしょうか。

参考:親子で楽しく学べる「タンパク質教室」を渋谷にて開催

「たんぱく質の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

9月11日の「たんぱく質の日」は、たんぱく質を多く含む食品や栄養に関する情報に注目が集まりやすい日です。食品を扱う企業の方はもちろん、栄養素について情報発信を検討している方にとっても、「たんぱく質の日」を切り口として広報PRをするよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社製品・サービスと「たんぱく質の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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