プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES
  • Top
  • テクノロジー
  • モバイル
  • アプリ
  • エンタメ
  • ビューティー
  • ファッション
  • ライフスタイル
  • ビジネス
  • グルメ
  • スポーツ

PR TIMESのご利用について

資料をダウンロード

パルシステム生活協同組合連合会
会社概要

ICT活用し困窮者支援 生協拠点で配付「緊急お助けパック」〔東京・埼玉〕

協同のチカラで「こまった」をミッケ

パルシステム連合会

生活協同組合パルシステム東京(本部:東京都新宿区大久保、理事長:松野玲子)と生活協同組合パルシステム埼玉(本部:埼玉県蕨市錦町、理事長:樋口民子)は、特定非営利活動法人トイミッケ(本部:東京都豊島区東池袋、佐々木大志郎代表理事)と連携し、宅配や活動の拠点に「緊急お助けパック」を設置しました。住まいを失った人が専用アプリで登録すると受け取ることができ、緊急宿泊先や通信・移動手段を担保します。

“見えづらいSOS”を支援

「緊急お助けパック」は、トイミッケと一般社団法人つくろい東京ファンド(本部:東京都中野区沼袋、稲葉剛代表理事)が協同で運営する困窮者支援の仕組み「せかいビバーク」に賛同する団体の拠点で受け取れます。レターパック大の封筒に提携ホテルの宿泊チケットや非常食、携帯電話の充電器などが入っています。

受け渡しの拠点は現在、飲食店や書店など都内53カ所、埼玉県内1カ所に設けられています。利用を希望する人は、拠点を訪問したときに専用アプリから受け付けを完了させ、翌日に公的相談機関や民間支援団体へ連絡することを約束します。2021年の開始から4月末までに、16歳から77歳まで多世代にわたる497人が利用しています。

「せかいビバーク」は、コロナ禍などで収入が不安定な生活が継続し、住まいを失った人たちを支援につなげることを目的とします。所持金がなくなる限界までネットカフェなどでしのぐ「見えづらいホームレス」は多数います。遭難時などの緊急野営を意味する「ビバーク」のように、頼れる場所がなかった人たちに一晩の宿を提供し、支援とつながるまでの安全な場所を確保します。

助成をきっかけに連携

パルシステムもこの取り組みに賛同し、東京の8つの配送センターと埼玉の活動施設「ぱる★てらす」で設置を開始しました。きっかけは、2023年度のパルシステム東京「市民活動助成基金」での活動への資金助成です。贈呈式での佐々木さんの呼びかけに応じ、業務との調整ができた拠点から先行し設置しています。パルシステム埼玉も連携に賛同し、県内では初の拠点設置となりました。

 設置場所のひとつパルシステム東京大田センターでは、3月からすでに2件の利用があり、支援につなげることができました。中司智晴活動長は「センターは交通の便があまり良くないのに、設置2週間ですぐ訪問があり驚きました。パルシステムの職員は利用者のアプリ登録を手伝うだけですが『温かく対応してくれた』とのメッセージを受け取り、支援のネットワークにつながる入口となれたことを嬉しく思います」と伝えてくれました。

▲「緊急お助けパック」を渡した中司活動長(中央)と支援の現状を話す佐々木さん(右)

単発バイトの“低空飛行”に長期伴走

佐々木さんは「支援は、生活保護などの公的制度につなげることだけがゴールではありません。働く意欲があり、数日しのげれば新たな仕事が見つけられる人も多くいます。しかし単発のアルバイトなどで食いつなぐ『低空飛行の生活』が続くと、周囲から困窮状態が見えにくく、病気などで収入が絶たれたときに頼れる場所がありません」と話します。

「緊急お助けパック」の利用は1回に限られますが、「せかいビバーク」に登録すればいざという時に連絡を取ることができます。首都圏では炊き出しや相談事業など、多様な形の支援団体が連携しながら多数活動しています。ICTによる支援ネットワーク構築で、再び困難な状況になった時に相互の団体が連携し、継続的に寄りそいます。

パルシステムはこれからも、さまざまな課題に向き合う人たちと手を取り合い、誰もが取り残されることのない地域づくりをめざします。

▲相談者の状況に応じた継続的支援の必要性を話してくれる佐々木さん
▲パックの二次元コードから利用登録をして受け渡し
▲中にはモバイルバッテリーや相談窓口の案内冊子なども
▲埼玉県内では初設置となった「ぱる★てらす」
生活協同組合パルシステム東京

生活協同組合パルシステム東京

所在地:東京都新宿区大久保2-2-6、理事長:松野玲子
出資金:217.1億円、組合員数:52.6万人、総事業高:864.8億円(2023年3月末現在)
HP:https://www.palsystem-tokyo.coop/

生活協同組合パルシステム埼玉

生活協同組合パルシステム埼玉

所在地:埼玉県蕨市錦町2-10-4、理事長:樋口民子
出資金:91.0億円、組合員数:22.2万人、総事業高:321.5億円(2023年3月末現在)
HP:https://www.palsystem-saitama.coop/

パルシステム生活協同組合連合会
所在地:東京都新宿区大久保2-2-6 、理事長:大信政一
13会員・統一事業システム利用会員総事業高2,530.9億円/組合員総数171.4万人(2023年3月末現在)
会員生協:パルシステム東京、パルシステム神奈川、パルシステム千葉、パルシステム埼玉、パルシステム茨城 栃木、パルシステム山梨 長野、パルシステム群馬、パルシステム福島、パルシステム静岡、パルシステム新潟ときめき、パルシステム共済連、埼玉県勤労者生協、あいコープみやぎ
HP:https://www.pal-system.co.jp/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー新規登録無料

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


種類
その他
位置情報
埼玉県蕨市本社・支社東京都新宿区本社・支社東京都中野区本社・支社東京都豊島区本社・支社
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

パルシステム連合会のプレスキットを見る

会社概要

パルシステム生活協同組合連合会

17フォロワー

RSS
URL
https://www.pal-system.co.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都新宿区大久保2-2-6 ラクアス東新宿
電話番号
03-6233-7200
代表者名
大信政一
上場
未上場
資本金
148億7000万円
設立
1991年02月
トレンド情報をイチ早くお届けPR TIMESを友達に追加PR TIMESのご利用について資料をダウンロード