ＧＷ　浜名湖ガーデンパーク「印象派庭園：花美の庭」のバラが満開～印象派庭園の日本国内最高傑作「花美の庭」を見逃すな～

　静岡県では、2004年に開催された国際園芸博覧会「浜名湖花博」の開催から20周年を記念して、「浜名湖花博2024」を開催中。
　会場の１つである浜名湖ガーデンパーク（開催期間は４月６日から６月２日まで）では、モネやゴッホといった印象派画家が絵画に追い求めた色彩美や空気感が漂う心象風景を、植物を用いて庭の中に表現した「印象派庭園 花美の庭」が大人気スポット。
　バラが見頃となる時期を迎え、まるで花の世界に”没入”する特別な体験ができるバラの大アーチ内の園路を、例年より一足早い4月27日（土）から5月12日（日）まで開放する。

• introduction－導入－

　誰しも一度はゴッホ、モネといったフランスの印象派といわれる画家の名前を聞いたことがあるはずだ。彼らは、絵具を使って真っ白なキャンパスに印象画を描いた。彼らが追い求めた色彩美や空気感が漂う心象風景を植物を使って自然そのものである庭の中につくり出した傑作が、静岡県の浜名湖ガーデンパークにある「印象派庭園　花美(はなび)の庭」だ。

　2004年日本で3番目に開催された国際園芸博覧会「浜名湖花博」に登場し、20年もの間、多くの花緑の愛好家を魅了している。現在、同会場で4月6日（土）から6月2日（日）まで開催している「浜名湖花博2024」では、コスモスなど一般愛好家にも親しまれる花を取り入れ、これまでにない高品質を維持している。

• Topics－注目のポイント－

　これまでの主役であったチューリップ、フジからいよいよバラが主役となる時期を迎え、バラの大アーチの園路を例年より１週間以上早く4月27日（土）から5月12日（日）まで開放する。

　アーチの内側から眺めるバラと周りの庭の花々との競演は、まさに来場者が現実の花の世界に“没入”する特別な体験を得ることができる。園内中央路となるこの園路を開放することで、一人でも多くの来場者の方々にこの特別体験を満喫していただきたい。

• Philosophy－哲学－

　「印象派庭園　花美(はなび)の庭」のテーマは「Beautiful Harmony」。植物の魅力を麗しく調和して奏で、美しく品格のある情緒をカタチにした。

　そのうち「花の庭」エリアは、108の花壇それぞれに色彩美を表現した整形式フランス式庭園で、植物の質感をデザインして創る世界観を表現している。

　「水の庭」エリアは、命輝くスイレンと水鏡に映る影、曼荼羅のような心字池に太鼓橋。三世一念の理が形象化された回遊式日本庭園で構成している。

　来場者には、

①花壇ごとのテーマに想いを馳せていただきたい。夜明けなど、各花壇には自然の中に見つけた「美しい光の心象風景」をモチーフに描景されている。

②生きた芸術である植物が織りなす四季彩美を堪能していただきたい。植物の生長とともに、色遣いや筆遣いが変化した「一期一会の情景」に出会える。

③点描画のような混植花壇の色彩美（色彩分割）を感じていただきたい。近くで見ると単なる花でも、離れると植物の質感が混じり合い「色彩の印象」が伝わってくる。

ルーブル、オルセー……まるで美術館の印象画のような花々が織りなす色彩美。

チューリップ、フジ、バラ、スイレン……絵具の筆跡とは違う、命の輝きに綴られる季節の移ろい。

　富士山に加え、日本が世界に誇るものとして、印象派庭園の最高傑作の浜名湖ガーデンパーク「印象派庭園　花美(はなび)の庭」はmust-go！

• Movie－動画－

https://youtu.be/vSiW7Ng7piI

• Ａbstact－イベント概要－

浜名湖花博2024（浜名湖ガーデンパーク会場）概要

　2004年に開催された国際園芸博「浜名湖花博」の20周年記念事業として浜名湖ガーデンパーク、はままつフラワーパークの2会場で実施されるイベント。今回のテーマは「人・自然・テクノロジーの架け橋～レイクハマナデジタル田園都市～」。日常の暮らしの中に花や緑を取り入れた豊かなライフスタイルを提案した「浜名湖花博」からのレガシーを受け継ぎ、新たな花博が誕生する。

・会期：2024年4月6月(土)～ 6月2日(日) 9：30～17：00

　　　※｢印象派庭園　花美の庭｣の開館時間は10:00～16:３０

・場所：浜名湖ガーデンパーク（静岡県浜松市中央区村櫛町5475ｰ1）

・公式HP：https://gardenpark.hanahaku2024.jp/