なぜ"あの会社"だけ、ファンに囲まれているのか——AI時代の採用・営業を変える「聴く力」|株式会社Lively「Active Listening Talks」にCHEERS・白井智子氏が登壇

アクティブリスニング(積極的傾聴)が、採用・定着・営業の競争軸になる——CHEERS白井智子氏 × Lively岡えりが語った「獲得から貢献へ」

株式会社Lively

「採用にコストをかけても、いい人が来ない。来てもすぐ辞めていく」「営業もマーケティングも強化しているのに、差別化が難しい」——多くの企業が同じ壁に直面するなか、なぜか"あの会社"だけは、いつもファンに囲まれている。その差はどこから生まれるのか。2026年5月28日のトークイベントで語られたのは、「聴く力」という競争軸でした。

株式会社Lively(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役:岡えり)は、2026年5月28日、千駄ヶ谷コミュニティセンターにて、対談イベントシリーズ「Active Listening Talks(ALT)」第4回を開催しました。ゲストには、全国62自治体・1,592社と協働し、子どもたちに体験の場を届けるCHEERS株式会社のCEO・白井智子氏を迎え、「AI時代に選ばれ続ける組織は、聴く力でファンをつくっている」をテーマに約90分のセッションを実施しました。

第三部のクロストークは会場からの質問いただきながら交流

このプレスリリースのポイント

  • AIの普及で機能・価格・伝え方の差が縮まるなか、「選ばれ続ける会社」の共通項は「聴く力(ファンをつくる力)」にあるという視点

  •  白井氏:「私たちがすごかったわけではなく、聴くことに徹した」——CHEERS流「獲得から貢献へ」の営業哲学

  • 岡えり:「月100名、稼働枠の9割がリピーター」——聴き方を変えるだけで、指名される存在になった実体験

  • 株式会社Livelyは、アクティブリスニング(積極的傾聴)を起点に、研修や採用・定着・エンゲージメント向上の伴走支援を通じて、「聴く力でファンをつくる組織」づくりに伴走

 Active Listening Talks(ALT)とは

「Active Listening Talks(ALT)」は、株式会社Livelyが主催する対談イベントシリーズです。「聴く」という行為を深掘りし、聴くという営みがいま社会でどのように実践・活用されうるかを、各分野の第一線で活躍する方々を迎えて探求しています。これまでにForbes JAPAN Web編集長・谷本有香氏、教育評論家・親野智可等氏、株式会社サンリオエンターテイメント代表取締役社長・小巻亜矢氏らが登壇。第4回となる今回は、Forbes JAPAN「2026年版・世界を変える次世代インパクトスタートアップ30社」に選出され、社会的インパクトを広げてきた実践者、白井智子氏を迎えました。


 開催概要

項目

内容

名称

 Active Listening Talks(ALT)第4回

テーマ

AI時代に選ばれ続ける組織は、聴く力でファンをつくっている

日時

2026年5月28日(木)

会場

千駄ヶ谷コミュニティセンター

登壇者

 白井智子氏(CHEERS株式会社 CEO)/岡えり(株式会社Lively 代表取締役)

主催

株式会社Lively

なぜ、採用にコストをかけても人が辞め、差別化もできないのか

採用にコストをかけても、応募が集まらない。入社しても、すぐに辞めていく。営業もマーケティングも広報も強化しているのに、競合との差別化が難しい——。多くの企業が抱えるこの悩みは、いま構造的に深まっています。

生成AIが当たり前になり、機能・価格・コンテンツの差は急速に縮まりました。かつては「伝え方」で差をつけられましたが、その伝え方さえAIが平準化していきます。では、それでも選ばれ続ける会社は、何を持っているのか。

このイベントで示された答えが、「聴く力」でした。人は、自分の話を深く聴いてくれた相手に信頼を寄せ、ファンになる。応募者も、社員も、顧客も同じです。聴く力とは、ファンをつくる力である——この一点を、二人の実践者が別々の現場から裏づけました。


「私たちがすごかったわけではない」——CHEERSが5年で示した、聴くことに徹する経営

白井氏が率いるCHEERS株式会社は、地域密着型の職業体験イベントを軸に事業を広げてきました。2026年6月時点で、全国62自治体・1,592社と協働し、提供人数は延べ46,190人にのぼります。親御さんや子どもたちからは一切お金を受け取らず、B2Cの事業はやらないと決めている——その事業の広がりを支えたものは何か。白井氏の答えは、意外なほど静かなものでした。

> 「この5年で全国に広げられたのは、私たちがすごかったわけではなくって、本当に『聴くことに徹した』ということでした」(白井氏)

CHEERSには営業担当が2人しかいません。しかも白井氏いわく「全く売り込みは上手ではない」。それでも広がってきた理由を、白井氏は営業哲学の転換として語ります。

> 「獲得しようと思うのではなく、とにかく目の前の人たちが何に困っているのか、どんなミッションを持っているのかを聴き、貢献しようと尽くしています」(白井氏)

この「獲得から貢献へ」という姿勢を、白井氏はメンバー全員が共有する「プロデューサーマインド」として整理しています。自分からオープンマインドであること。相手の2歩先に踏み込み、愛と興味と尊敬を持って理解を深めること。相手がやりたくなる言葉をかけること。常に主語は相手であること。そして、遠慮せず、線を引かないこと。売り込みではなく、相手のミッションを聴いて貢献に徹する——その積み重ねが、法人からの信頼を生んできました。実際にCHEERSは、大企業に「感情設計 × 体験設計」の研修・事業を展開しています。聴くことは、社会貢献であると同時に、法人価値そのものになっているのです。


「月100名、9割がリピーター」——岡えりが実証した、聴くがファンを生む瞬間

Lively代表の岡えりも、聴き方を変えるだけで「選ばれる存在」に変わった経験を語りました。オンラインで聴く仕事を始めた当初は、「うまく話そう」「価値を返さなければ」と、矢印がずっと自分に向いていたといいます。転機は、聴くことだけに専念すると決めた瞬間でした。

自分の概念を一旦すべて横に置き、相手に全集中する。来てくれた相手を理解することに徹する、どんな相手でも根底に愛を持って接することを徹底することで、そういった姿勢が自然と伝わり、ファンになってくれる人が増えたといいます。そこから指名でのリピートが急増し、月100名以上が訪れ、稼働枠の9割がリピーターで埋まるまでになりました。自己アピールを強めたわけではありません。

岡えりはこの経験を、聴く深さの4段階として整理しています。相手の言葉を耳で受け取るレベルから、質問で事実を深掘りするレベル、感情に心を向けるレベル、そして背景まで全身で感じ取るレベルへ。聴く解像度を上げるほど、「この人になら話したい」という関係が育ちます。そのうえで岡えりは、ファンづくりにもう一つ欠かせなかったものを挙げました。

> 「ファンになってもらうためにもう一つ必要だったのが、自己理解でした」(岡)

自分にはどんな思い込みや偏見があるのか。どんなときに苛立ち、喜び、悲しみなどの感情がうまれるのか。そしてなぜ今自分はその仕事をしているのか、信念を持ち、相手に語れること。聴く技術と自己理解が重なったとき、人は選ばれる存在になる——採用でも、営業でも、共通する原理です。


1on1・採用・営業——聴く力は、組織のどこに効くのか

聴く役割を組織に開くことで、対話の場が増え、メンバーの様子まで変わっていく。心理的安全性は、制度そのものよりも、一つひとつの対話の質から立ち上がるものだと考えられます。対談では、1on1が何のための時間なのかを組織として定義することの大切さについても言葉が交わされ、聴く役割を意図的に設計することの意味が共有されました。

岡えりは、企業からの相談が増えている実感も語りました。休職者対応のような「病んでから」のケアだけでなく、その手前で管理職がもっと話を聴けるようにする「聴く研修」、社内インタビューで社員の想いを深く引き出しコンテンツにする取り組みなど、採用・定着・エンゲージメント・インナーブランディングのあらゆる場面で、聴く力が求められています。そして「この人から買いたい」と思わせる傾聴営業もまた、その延長線上にあります。

情報がいくらでも手に入る時代だからこそ、「この人だから話したい」という価値は消えません。その価値の源が、深く聴く力なのです。

参加者の

対談の合間には、参加者同士が感想を語り合うシェアタイムが設けられ、聴くことを軸にした二人の話に、それぞれが自分の持ち場を重ねる時間となりました。イベント後のアンケートでは、回答者15名全員が5段階評価で「満足(4)」以上と回答し、うち11名が最高評価の「大変満足(5)」を選びました。

景:いま、なぜ「聴く力」が経営の競争軸になるのか


人手不足と採用難、若手の早期離職、そして形骸化する1on1。多くの組織がいま、制度では埋めきれない「対話の不足」に直面しています。加えて、生成AIがあらゆる情報を即座に返す時代になったからこそ、機能や価格ではなく、「この人・この会社だから」という関係の質が、選ばれ続ける条件になりつつあります。

白井氏と岡えりの語りが示すのは、聴く力が特別な才能の産物ではなく、聴くことへの姿勢の積み重ねから育つという事実です。重要なのは、聴く力を軸にした対話の文化は、組織の規模や業種を問わず育てられるという点にあります。株式会社Livelyは、アクティブリスニングを起点に、研修や伴走支援を通じて、各企業の固有の状況に合わせた「聴く力でファンをつくる組織」づくりをサポートしています。

今後の展開

株式会社Livelyが中心となって設立を進めてきた一般社団法人アクティブリスニング協会は、2026年7月7日に設立しました。協会は、アクティブリスニングを再現性のある技術として体系化・普及し、認定講座を通じて学んだ人の力を社会的に証明できる仕組みづくりを進めています。認定講座は継続的に開講しており、説明会も定期的に実施しています。最新の日程は公式サイトでご案内しています。

貴社で「聴く力でファンをつくる組織」を育てたいとお考えの方へ

AI時代に選ばれ続けるのは、機能や価格ではなく、「聴く力でファンをつくれる組織」です。

「採用で、応募者に"ここで働きたい"と思ってもらいたい」

「社員の定着とエンゲージメントを、対話の力で高めたい」

「広告費を増やさずに、口コミ・紹介・リピートが回る組織にしたい」

そうお感じになった方に、株式会社Livelyが法人向けにご提供しているサービスをご紹介します。

アクティブリスニング研修

営業力向上(傾聴営業)、心理的安全性の醸成、チームビルディング、DEI推進、リーダー育成など、組織課題に応じたプログラムを設計しています。一律のメニューではなく、貴社の現状をお聴きしたうえで、最適なプログラムをご提案します。

 採用・定着・エンゲージメント向上の伴走支援

研修だけでは届かない、対話の文化を組織に根づかせる継続的なプロセスをご一緒します。アクティブリスニングを起点に、貴社の固有の状況に合わせた取り組みを、伴走者としてサポートします。

まずは貴社のお話をお聴かせください。個別のご状況に合わせて、最適な進め方をご提案いたします。

▶ 法人向けお問い合わせ:https://about.lively-talk.com/contact/


登壇者プロフィール

白井 智子(しらい ともこ)

CHEERS株式会社 CEO。自身の幼少期の闘病経験から「子どもたちの体験格差の解消」を掲げ、2016年より保育・教育事業を開始。2022年にCHEERS株式会社を設立。2026年6月時点で、全国62自治体・1,592社と協働し、累計46,190人以上の親子に「ワクワクする体験の場」を提供している。JTB・コクヨ・野村不動産などへの「感情設計×体験設計」研修・ファミリーデー事業も展開。Forbes JAPAN「2026年版・世界を変える次世代インパクトスタートアップ30社」に選出。「獲得から貢献へ」を営業哲学に、聴くことを起点にした組織づくり・事業づくりを実践している。

岡 えり(おか えり)

株式会社Lively 代表取締役。神奈川県立保健福祉大学卒業後、作業療法士として精神科や訪問リハビリの現場に従事。結婚・出産を経て3人の子育てと仕事の両立が困難となり、専業主婦に。社会から断絶された生活のなかで「人は話を聴いてもらうだけで元気になる」というコミュニケーションの価値を再認識し、「聴く」という新しい働き方の選択肢をつくるため、2020年に株式会社Livelyを創業。オンライン傾聴サービス「LivelyTalk」の運営、企業向けアクティブリスニング研修、採用・定着・エンゲージメント向上の伴走支援などを展開している。

株式会社Lively/LivelyTalk について

株式会社Livelyは、「聴くコミュニケーションにチャンスをつくり、孤独を減らす」をパーパスに、メンタルウェルビーイング領域でサービスを展開している企業です。

  • オンラインアクティブリスニングサービス「LivelyTalk」:話したい人と聴き手をつなぐプラットフォーム。創業3年で全国に約1万人近くの聴き手が集まり、2026年にはサービスへのレビューが累計1,000件を超えました。

  • 法人向けアクティブリスニング研修:営業力向上、心理的安全性の醸成、チームビルディング、DEI推進、リーダー育成など、組織課題に応じた研修プログラムを提供。

  • 採用・定着・エンゲージメント向上の伴走支援:アクティブリスニングを起点に、企業ごとの状況に合わせて組織の対話環境づくりを伴走する法人向けサービス。

  • アクティブリスニング協会 認定講座:個人がアクティブリスニングを体系的に学び、生活と仕事に活かしていくための6時間の認定プログラム。アソシエイト/スペシャリスト/プロフェッショナル/インストラクターの段階的な資格制度。

  • 聴く仕事ラボ:アクティブリスニングを仕事にしたい個人を支援するコミュニティ/プログラム。

関連リンク

本件に関するお問い合わせ先

株式会社Lively 広報担当

お問い合わせフォーム:https://about.lively-talk.com/contact/

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会社概要

株式会社Lively

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URL
https://lively-talk.com/
業種
サービス業
本社所在地
藤沢市藤沢
電話番号
-
代表者名
岡えり
上場
未上場
資本金
500万円
設立
2020年10月