横浜銀行とのグリーンローンによる資金調達契約を締結

　三井住友トラスト・パナソニックファイナンス株式会社（本社：東京都港区、取締役社長：西野　敏哉、以下「当社」）は、株式会社横浜銀行（本社：神奈川県横浜市、代表取締役頭取：片岡　達也、以下「横浜銀行」）との間で、当社が2021年9月に策定した「グリーンファイナンス・フレームワーク」※1に基づく、当社初のグリーンローンによる資金調達契約（以下「本件」）を本日、締結しました。

　グリーンローンとは、「グリーンローン原則」※2等に準拠した、環境課題の解決・緩和に資する事業の資金を調達するために実行されるローンです。グリーンローンにより調達された資金は追跡管理され、年１回以上のレポーティングを通じ透明性が確保されます。
　本件による調達資金は、後述する環境改善効果のある設備の導入にかかるファイナンス等に充当する予定です。

　当社は、国内外における企業・投資家の環境問題に対する取り組みの高まりを受け、同取り組みへの財務面でのサポートを金融機関としての社会的責任の一環と考えています。また、マテリアリティのひとつに「脱炭素・循環型社会の貢献」を掲げ、お客様の気候変動対策における設備導入をリースや様々なファイナンスメニューで支援しています。　
　今回のグリーンローンはステークホルダーの皆様に当社の取り組みをより一層認知いただくとともに、環境負荷の軽減を通じて持続可能な社会の実現を目的としています。今後も当社は、本件を含む、サステナブルファイナンスを積極的に活用し、持続可能な社会の実現により一層貢献してまいります。

＜本件の概要＞
借入人　：三井住友トラスト・パナソニックファイナンス株式会社
貸付人　：株式会社横浜銀行
借入期間：5年間
契約金額：100億円
資金使途：以下に係る設備・施設等の導入・改修等に関するファイナンス及びリファイナンス
　　　　　・　エネルギー効率
　　　　　・　再生可能エネルギー
　　　　　・　汚染の防止および管理
　　　　　・　クリーン輸送
　　　　　・　グリーンビルディング

＜取組イメージ＞

※1：グリーンファイナンス・フレームワーク
　2021年9月17日付「グリーンファイナンス・フレームワーク策定に関するお知らせ」をご参照ください。なお、本フレームワークは第三者機関である株式会社日本格付研究所（JCR）から「JCRグリーンファイナンス・フレームワーク評価」において、最上位である「Green１（F）」の評価を取得しています。
（フレームワークURL）https://www.smtpfc.jp/company/csr/pdf/greenfinance_framework.pdf
（JCR評価URL）　　　https://www.smtpfc.jp/company/csr/pdf/framework_evaluation.pdf

※2：グリーンローン原則
　ローンマーケットアソシエーション（LMA）及びアジア太平洋地域ローンマーケットアソシエーション（APLMA）が策定した、環境分野に使途を限定する融資の国際ガイドラインです。