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【PR TIMESノウハウ】リリース配信はいつがベスト?予約配信方法と配信タイミングの決め方

みなさんは、プレスリリースを配信するタイミングをどのように決定していますか?

一般的には、社内で決定したサービスリリース日時や発表日時に沿う場合が多いですが、広報担当者が日時を最終決定するケースもあるでしょう。

社内から「広報観点でベストなタイミングはいつ?」と聞かれたときに、どのように決定すればいいか悩んだり、思いがけず発表日時をずらさなければいけなくなった際に、ベストなタイミングがいつなのか悩んでしまう場面もあるかもしれません。

今回は、PR TIMESにおけるプレスリリース配信日時の設定方法と、配信タイミングを検討する上で参考になる情報をご紹介します。

配信タイミングはどうやって決めるの?

プレスリリースには情報解禁日時というものがあります。情報解禁日時とは、世間に知られていないプレスリリースの情報を公の情報に解禁して良い日時です。

この日時は公表する会社自身が設定するものです。関係者の方々と調整しながら、情報が届きやすい日時に設定します。「いつに設定したら良いかわからない」という人は以下の記事も参考にしてみてくださいね。

PR TIMES上でプレスリリース 配信する場合は?

PR TIMESで配信されるプレスリリースは、配信元となる企業自身が配信日時を決定し、公開します。企業向けに発行される管理画面内のプレスリリース新規登録画面では、プレスリリース原稿をあらかじめ登録して「何月何日の何時に配信する」と予約をするか、登録が完了次第、即時で配信するか、いずれかを選ぶことができます。

なお、PR TIMESではプレスリリースの掲載基準を定めています。その基準に準じ、配信後にすべてのプレスリリースに対してコンテンツチェックが行われています。このコンテンツチェックが「事前確認」ではないのは、プレスリリースは配信タイミングが重要な価値となるためです。

「いつでもプレスリリースの予約設定ができる、いざとなれば即時でも配信ができる」という状態だからこそ、配信タイミングは企業広報側で決定することができるのです。

予約配信と即時配信の違い

PR TIMESには即時配信予約配信、2つの配信方法があります。即時配信はプレスリリースを登録後、すぐに配信する場合に使用します。一方で予約配信は、プレスリリースを配信・掲載したい日時を予め指定し、自動配信する方法です。

プレスリリースの時間を確認している

この即時配信と予約配信ですが、おすすめするのは予約配信。即時配信では、狙った時間に他の対応が入ってしまったときのリスクが残ることや、リリース配信後の問い合わせに備える時間を削ることになるため、事前に登録を完了させ、落ち着いて配信日時を迎えられる予約配信を推奨しています

ただし、プレスリリースは直前まで調整が入ることもありますよね。その場合は、即時配信でオンタイムの配信にも対応しているので、急な変更・修正があった場合にもご安心ください。

なお、配信登録は常に必要なわけではなく、同じ画面に並んでいる下書き保存」のボタンを押して一次保存の状態にすることも可能。また、すぐに予約配信するのが少し心配…という場合は、テスト配信」の機能を使って、自分のメールアドレス宛にテストメールを送付することもできます。メディア関係者に届くメールのイメージを予め確認することができるので、客観的なチェックがしやすいです。

テスト配信について詳しくはこちら。

予約配信の設定方法

予約配信は、「プレスリリース新規登録」の最後の画面で行います。プレスリリースの文章や画像など必要情報を入力・登録し、メディアリストなどの関連機能の設定まで完了すると、「プレスリリース配信の準備ができました!」という最後の画面に移行します。

プレスリリース配信の準備ができました!

その画面下部にある配信設定を選択するボタンの中から「予約配信」ボタンをクリックし、プレスリリースを配信したい年月日時間を選択してください。

プレスリリースの予約配信画面

時間は10分刻みで調整でき、また現時刻より30分以降の時間から設定できます配信希望時刻より、30分を切っている場合は予約設定は行えませんのでご注意ください。時間を設定したのちに「予約配信」ボタンを押せば設定は完了です!(ボタンを押すのはすこしドキドキしますが、予約配信である以上、情報が出てしまうことはありませんのでご安心ください!)

プレスリリースの予約配信設定の確認ポップアップ画像

設定が完了すると、ダッシュボードおよびプレスリリース一覧に当該プレスリリースが表示されます。タイトル横に「予約配信」と「配信予定日時」が表示されるので、指定した時間通りにセットされていることを必ず確認しましょう。

配信予約をしたプレスリリースが表示されている一覧画面

予約配信の日時を変更・解除したいとき

一度予約配信を完了しても、社内の状況に応じて、直前で日時が変更になる場合もありますよね。予め設定した予約日時から変更したい場合は、ダッシュボードの該当リリース右側にある「編集」ボタンから、または、プレスリリース一覧の該当リリース右上にある「・・・」をクリックすると出てくる「編集」から、プレスリリース作成画面に入ってください。

編集ボタンが表示されるプレスリリース一覧画面

こちらの画面下で設定した時と同じように、変更したい日時へ修正し「予約配信」ボタンを押せば変更完了です。こちらも、現時刻より30分以降の時間であれば再設定が可能日時の前倒しで30分を切ってしまう場合は、予約配信ではなく即時配信で対応いただくことになります

プレスリリースの予約配信画面

また、時期未定で延期することになった際は、予約配信そのものを解除することも可能。日時変更のフローと同様にダッシュボードの該当リリース右側にある「編集」ボタンから、または、プレスリリース一覧の該当リリース右上にある「・・・」をクリックすると出てくる「編集」から、プレスリリース作成画面に移ります。画面下部「下書き保存」ボタンを押すと、予約日時キャンセルの注意表示が出てくるので「OK」を押します。これで予約が解除され下書き状態に戻ります。

予約日時キャンセルのポップアップ画像

万が一の誤配信につながらないよう、予約配信の解除が正しく完了できたかどうかは、ダッシュボードおよびプレスリリース一覧より必ず確認しましょう。プレスリリースタイトル横に、「下書き」と表示されていれば問題なく予約配信の解除ができていますよ。

下書きが確認できるプレスリリース一覧

即時配信の設定方法

冒頭で「予約配信がおすすめ」とご紹介しましたが、配信予定時刻の直前まで何が起こるか分からないのがプレスリリースでもあります。配信予定まで30分を切っており、かつ時間の変更ができない場合は、「即時配信」で対応することになります。

即時配信の設定方法も、基本的には予約配信と変わりありません。プレスリリース編集の最終画面で「即時配信」ボタンをクリックすると、オンタイムで配信が完了し、PR TIMESのサイト上にも掲載されます

「00分ちょうど」に特別こだわりがなく、いち早く配信したい場合にも、即時配信は活用できます。ただし、即時で配信してしまった後に誤字・脱字や、事実情報の誤りを発見しても、メディア関係者へのメール配信は実行されてしまうため、入念な確認の後に行うのが妥当です

プレスリリース配信後の修正に関してはこちらも是非お読みください。

PR TIMESで予約配信をいつにするか迷ったとき

そもそも、予約配信の日時はいつにするのが効果的なのか…とお悩みの方もいるかと思います。社内でも配信タイミングの指定がなく、複数の選択肢の中から選べるような場合には、プレスリリースの効果を最も得やすいタイミングを選びたいですよね。そんな皆さまのために、PR TIMESのサイト上のアクセス傾向などをご紹介します。

PR TIMESでは、平日の午前10時〜11時に最も多くのプレスリリースが配信される傾向にあります。曜日では週はじめの月曜以外、火曜から金曜がやや多く、金曜は午前中~15時までの時間帯が配信タイミングに選ばれやすいです。

2019年時点の時間別プレスリリース配信本数平均の棒グラフ

PR TIMESのサイトアクセス数は、水曜・木曜などの週半ばが多く、時間帯は11時~17時のいずれかがピークに。メディア関係者だけではなく、一般生活者も情報収集に活用するケースが増えつつあるため、ビジネスタイムはやはり閲覧されやすいと言えます。

2019年時点の曜日別プレスリリース配信本数平均の棒グラフ

もうひとつ重要なのは、プレスリリースで発表する商品サービスのターゲットが「誰」なのかという観点です。先ほどのPR TIMESのサイト閲覧傾向は、あくまでも参考情報としながら、届けたい読み手の生活スタイル行動特性を想像することも大切です

SNSやメールチェック、情報収集をしやすい時間に設定するのがおすすめです。

会社員、主婦、学生など…メインターゲットが最も情報収集をしやすい時間帯がいつなのか。プレスリリースもダイレクトに「ニュース」として届くものと捉え、その中でも社内で最も対応がとりやすい時間に決定していくのがベストです。

まとめ

プレスリリースの配信設定は、プレスリリースを発表する前の最後の作業です。たかが日時ですが、されど日時。読み手に届く可能性が最も高いのはいつなのか想像し、プレスリリースの内容ターゲットによって、ベストなタイミングを選択できると良いですね。

また前もって予約配信の設定ができると、心に余裕もできます。それが難しい場合にも、即時配信で対応できることを頭にいれながら、落ち着いて最後の準備を進めてみてくださいね。

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この記事のライター

PR TIMES MAGAZINE編集部

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日本最大級のプレスリリース配信サービス「PR TIMES」を運営を通して、広報PR担当者さまからのお問い合わせやご相談の経験を活かし、広報PR担当者さまの気づきや行動につなげられる記事を執筆しています。PR TIMES MAGAZINEの部署メンバーだけでなく、営業本部、カスタマーサポート、パートナー事業部に在籍するメンバーも携わっています。

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